見付地区・現存
玄妙寺
げんみょうじ
玄妙寺は磐田市見付にある日蓮宗の寺院で、山号は本立山です。元中2年・北朝至徳2年(1385年)に日什門流の開祖・玄妙阿闍梨日什によって開創され、日蓮宗の由緒寺院として「本山」の称号を許されています。経蔵と門柱及び塀が国の登録有形文化財に登録されています。
別称・関連名称本立山/本立山玄妙寺
01
この寺院について
玄妙寺は磐田市見付にある日蓮宗の寺院で、山号は本立山です。元中2年・北朝至徳2年(1385年)に日什門流の開祖・玄妙阿闍梨日什によって開創され、日蓮宗の由緒寺院として「本山」の称号を許されています。経蔵と門柱及び塀が国の登録有形文化財に登録されています。
02
歴史と背景
日什による開創
玄妙寺は、日什門流の開祖である玄妙阿闍梨日什が元中2年・北朝至徳2年(1385年)に開創した寺院です。日蓮宗ポータルサイトの寺院ページには、日什が自らの名を寺号として「玄妙寺」と名付けたこと、遠州見付府内で法華信仰が根付く起点となった寺院であることが記されています。日什の生涯で最初に建立された法城として「得道の寺」と呼ばれ、「転法輪の寺」京都妙満寺、「涅槃の寺」会津妙法寺とともに「什門の三本山」と称されてきました。
顕本法華宗本山から日蓮宗へ
玄妙寺は戦前まで顕本法華宗の本山でした。Wikipediaによれば、同宗は政府の意向により昭和16年(1941年)に日蓮宗と合同し、戦後は什門改革派として日蓮宗に残留した「什門四本山」(妙國寺、本興寺、玄妙寺、妙立寺)の一つとなりました。現在は日蓮宗の由緒寺院に指定され、「本山」の称号を許可されています。毎年11月12日から13日にかけて御命講(お会式)が行われることでも知られます。
国登録有形文化財の経蔵と門柱・塀
磐田市公式ウェブサイトによれば、「玄妙寺経蔵・門柱及び塀」は平成26年(2014年)12月19日に国の登録有形文化財に登録されました。文化遺産オンラインには、経蔵は昭和9年(1934年)建設の鉄筋コンクリート造平屋建、瓦葺、建築面積13平方メートルで、切妻造のセメント瓦葺、外壁は人造石洗出しで石造風に仕上げられ、耐火性を重視した戦前のコンクリート造経蔵の好例と解説されています。
03
文化財・見どころ
玄妙寺経蔵
昭和9年(1934年)建設の鉄筋コンクリート造平屋建の経蔵です。切妻造セメント瓦葺で、外壁は人造石洗出しにより石造風に仕上げられ、耐火性を重視した戦前のコンクリート造経蔵の好例とされます。平成26年(2014年)12月19日登録。
玄妙寺門柱及び塀
経蔵とともに平成26年(2014年)12月19日に国の登録有形文化財に登録されました。所有者は宗教法人玄妙寺です。
04
写真で見る境内
初回訪問後に掲載します。
05
出典・参考資料
- 行政・公的資料 静岡県知事所轄宗教法人名簿(令和5年3月31日現在)
磐田市内の宗教法人として掲載。参照行: L9126
- 宗派公式資料 本立山 玄妙寺|日蓮宗ポータルサイト 寺院ページ
山号本立山、所在地(磐田市見付2440-1)、元中2年(1385年)開創、開山日什、什門三本山の呼称、日蓮宗由緒寺院(本山)であることを確認。
- 民間二次情報 玄妙寺 - Wikipedia
元中2年(1385年)開創、顕本法華宗本山であったこと、1941年の日蓮宗との合同、什門四本山、御命講(11月12〜13日)、経蔵・門柱及び塀の登録有形文化財登録を確認。
- 行政・公的資料 国登録有形文化財|磐田市公式ウェブサイト
「玄妙寺経蔵・門柱及び塀」が平成26年12月19日登録、所在地見付、所有者玄妙寺であることを確認。
- 文化財データベース 玄妙寺経蔵 - 文化遺産オンライン
経蔵の建設年代(1934年)、構造(鉄筋コンクリート造平屋建・瓦葺・建築面積13㎡)、意匠、登録年月日(2014年12月19日)を確認。